Minilogue XDのプリセット周り
先日導入したKORGのMinilogue XDだけど、システム周りもなかなか使いやすくて気に入っている。
これは現代のアナログシンセなので、プリセットも200種類用意されています(ユーザ音色300)。ただ、どんな機種でもそうだが、プリセットを切り替えると、各ツマミの位置と音色が一致しなくなってしまうんですね。
最悪なのがツマミで音を作っている最中に、うっかりプリセットを切り替えた時。パネルと実際の音色パラメータの関係が崩れてもうグチャグチャです。
こんな時はパネルロード機能を使うと、各ツマミの位置をワンタッチですべて音色に反映できる。もとの編集状態に戻せるわけです。
こんなことがないように、ある程度音色が出来たら早めにセーブしておくのが吉。あとでいくらでも修正できるので。
(XDはエフェクトも入っていますが、これも音色メモリに記録できます)
まあただXDのプリセットは、良いパッチもあるが(1番とか)、全体的にあんまり出来が良くないように感じる。ストリングスとかブラスとか、自分ですぐ作ったもんな。3つ目のオシレータはデジタルですが、これをメインで使ってしまうとアナログが台無しなので、補助的にどう使えるかはまだ研究課題。
なかなかサービスが良いことに、パソコン用音色ライブラリアンがKORGのサイトからDLできます。これでXDユーザ音色の外部保存や移動リネームが可能。本体で音色保存時に苦労して文字入力しなくて済む。(仮入れして後でリネーム作戦)
最後にちょっとしたTIPS。
・音色切り替えツマミ(PROGRAM)は、SHIFTキーを押しながらだと10個飛びに切り替わる
・ユーザ音色を記録するときは、500番から始めると良い(500,499,498,…)。音色切り替えツマミを左へ回すと1→500とすぐ飛べるため
・電源投入後、オシロ画面にミニゲームが出現する場合がある(条件未確認)
蛇足。開発環境まで用意されているユーザ音色プログラムも面白そうだが、万一プログラムで本体壊しても無保証、と聞いてしまうとなぁ……😅 これも研究課題。