「終わる夏の夢」ライナーノーツ
・アンビエントなAOR/POPSとして作った曲。いわゆる元気な夏曲でなく、寝苦しい真夏の夜に見る夢ような世界を描いた
・メインのシンセパッドはFA-06のストリングスで、カットオフやレゾナンスを手動で弄って、音色を変化させている。加えてEQも弄った
・リズムトラックはかなり抑えた。バスドラムとスネアとハイハット(クローズ)の3種類。KORG minilogue xdで作っていて、アナログと思えないほど安定している。ベースはmoog mother-32
・生ストリングスや生ブラスっぽい音も出てくるが、これもFA-06のSuper Natural音源。サンプリング音源の生々しさより、若干シンセっぽい響きになるのが良くて敢えて使用
・マスタリングは例によってヤマハのビンテージグラフィックEQと、真空管コンプART VLAIIのフルアナログ構成。音圧感のある音にした
・ボーカルは「オールドソングス」に続いて表現力抜群のTomboさんに依頼。「1983」の頃から数年を経て、より大人っぽいAORによく合う声質になっていると思います。
