「遥かなるサマルカンド~青の都の大門」ライナーノーツ

・ウズベキスタンの世界遺産サマルカンド。青の都といわれた古代ティムール帝国の首都の、美麗な建築群に触発されて書いた曲。

・前半はシルクロードを旅するイメージで、民族音楽のアラビアンスケールを導入し、また全体としてはフリジアンモードになっている。

・イスラムモスク内部の壮麗な色彩を、シンセサイザーの色彩感やモード(スケール)のアレンジで描写した。

・ベースはMoog mother-32で、右の定位で鳴っているテナー音域の音は、Behringer system-100を古いスプリングリバーブに通した

・ドラムバスは一度ART VLAに通してアンビエンス的に重ねている。

・後半で出てくる大編成の木管的な音は、アナログシンセKORG minilogue xdをユニゾンモノにした多重録音である(4声のハーモニーで、1声あたり3回重ねた)。

・マスタリングはART Pro VLAIIで行った。今回EQは使っていない。