アウトボード環境完成
とうとう足りなかったケーブルが届き、ラインセレクターからYAMAHAラックコンプ、そしてミキサーへの結線が終了。
オーディオI/Fの都合で、アウトボードを使うときはミキサーのPHONEでモニターするしかない。(でないと信号がループしちゃうので)
で、さすがにドキドキしながら各ハードの電源を入れて、WAVを流してみた。うまくいけばアウトボードを通った音がヘッドフォンから聞こえるはず。
ところが、ヘッドフォンをつけた瞬間、聞こえてきたのは結構大きなノイズ音。「ズァー」みたいなやつで、これは明らかにグランドループ音でなくてデジタル系のノイズ。
もう顔真っ青ですよ。😓 まさかパソコンから出てるノイズを拾っているのか、それとも……。TRSやXLRケーブルでノイズ対策はバッチリのはず。
WAV自体は無事聞こえて、ソースのボリュームを上げると相対的にノイズは小さくなるが、これではとてもマスタリング用には無理……。犯人捜しは頭が痛い。
ところが、なんかノイズが周期的に波打っているんですね。ふとYAMAHAコンプの上に乗っているRoland SH-4dを見ると、LEDがチカチカしていて、この周期とノイズのそれが同じ。まさか? と思ってSH-4dの電源を切ったら、ノイズが大幅改善。😚 こんなマンガみたいなことあるのか。
まだノイズ自体は出ていたが、なぜかそっちもザザザ、ザザザ、みたいな周期が……。で、コンプの下の棚をみると、Roland TR-8がネオンサインモードになっていた。まさか、と思って切ったら、ほぼノイズ解消。おい。
さらに、まだわずかなノイズが乗っていて、これは見当がついた。ミキサーにつないでいるFA-06、ということで電源を切ると、まあ静かなこと(こいつはFAの外部入力端子からのノイズだけどね)。これならマスタリングに使える。
電子楽器類はミキシングやマスタリングのときは切っているので、これで問題ありません。いやはや苦労しました。
今回、アナログシンセは一切ノイズを出していませんでした、これは立派。
結論:アナログプロセッサーにデジタル電子楽器を重ねてはいけません。😑 勉強したよ。
YAMAHAコンプはこうして正式に結線すると、結構いい音、ビンテージとかではないが。まずこれでなにか試験的にマスタリング(?)してみるかと思っている。