クラシック作曲家聞きかじり

 クラシックの曲のことを少し調べているんですが、そうすると楽曲にまつわるよもやまエピソード的な文章も目に入るわけです。当然作曲家の話もあるわけで、色々と面白いことがわかってきた。

 まずバッハですが、昔何かで読んだときには生まれた時から死ぬまで同じ街で暮らし……みたいなので信じてましたが、これは大嘘。😆 さすがに今のドイツ国内を何度か転居してますね。教会勤めだったのでは有名ですが、条件の良いところへ何度も転職してる。しっかりしてるわけです。またオルガン奏者も兼ねていたわけですが、なんと音楽の教鞭も取っていた。今で言うレッスンプロ的な面もあった。職業人としての音楽家、つまりサラリーマン音楽家みたいなイメージが近いかも。もちろん作品が非常に高品質だったので、全て残ったわけですが。生活がとても安定していたので、様々な音楽的挑戦もできた。

 モーツァルトは、生きた時代がちょうど貴族社会から市民社会に移り変わる頃だった。だから人生の前半は宮廷音楽仕、後半はフリーランス音楽家として暮らした。当初は非常に売れて欧州中をツアーして回るような生活だったが、晩年は人気低迷で生活に苦労した。浪費家で大きな借金も抱えており、今でいえば自己破滅型ミュージシャンに近いかも。創作意欲は死ぬまで衰えなかったという。

 そしてドビュッシー。どうやら恋愛の方はなかなかお盛んだったようで😅、文春どころかフィガロ紙に書きたてられることもあったという。それは、恋を巡って洒落にならないお事件が起きてしまったから。割と若く、55歳で亡くなっています。この人も実は自己破滅型…っぽい。

 おまけ、メンデルスゾーン。19世紀に入ってドイツでバッハは忘れられた存在でしたが、若干20歳のメンデルスゾーンが取り上げて演奏した「マタイ受難曲」が大変な評判になり、バッハ再評価が始まった。ただ、ドイツ国粋主義勃興の流れ中の話だったので、ユダヤ人だったメンデルスゾーンは、後年ユダヤ排斥に苦しむという皮肉を味わった。

 こうしてみると、生活に苦労せず、順風満帆、音楽漬けの人生を送った人の代表格がバッハといえそうです。