ミニマルのGURUが弾くRD-2000

 先日NHKのETVを見ていたら、クラシック音楽のバラエティ的な番組で、ミニマル・ミュージックの創始者の一人、テリー・ライリー氏が出演していて興味深く拝見。(2023年の再放送らしい) この方は当時88歳、ヒッピーチックなファッションがお似合いで格好良かったです。

 で、実際に有名曲「A Rainbow in the Curved Air」を演奏するシーンがありましたが、この時弾いていたのがなんとRolandの電子ピアノRD-2000。使い込んだ跡があるので、たぶんご自分の機材。お弟子さんの女性と二重奏でしたが、この方もお揃い。途中からライリー氏は音色をシンセに変えてましたね。

 いやーこれ凄い宣伝効果だなぁ。😀 SNSで何十万回表示されても大したことないが、これ見たらみんなRD-2000使いたくなる。良かったなーRolandって話。

 で、氏はアメリカ人ですが、なんと2020年から日本在住なんだそうです(現在も)。佐渡の音楽祭のため来日したが、コロナ禍で帰国が難しくなった。ただ日本の伝統音楽は素晴らしいし、居心地も良いということで日本に定住したそうです。

 ミニマルミュージックはポピュラー音楽にも巨大な影響を与えましたからね。ライリー氏は若い頃、クラシックをジャズのビッグバンド向けに編曲する仕事をしていた、という話が面白かった。