モニコンで大きな信号減衰

 宅録アウトボードのシステムで、モニコン(モニターコントローラー)を入れていたのは以前も書きました。これはボリュームノブは付いていますがパッシブで、信号の経路を変えるスイッチャーとしてのみ利用してきました。

 ただどうしても、モニコンを通すと出力が小さくなってしまっていて、それを避けようとするとオーディオI/Fの出力を0dbより2-3dB上げないといけなくなっていました。出力側にリミッターがあるにしても、やはり音質には悪影響なので、この度思い切ってモニコンを外してみた。

 そうしたら、なんとモニコン接続で6dBもオーディオ信号が減衰していたことが判明。なかなかショッキングな出来事でした。まさかここまでとは。
 このモニコンは、オーディオI/F出力をスピーカーかアウトボードで切り替える目的で使用してた。モニターSPはまだしも、アウトボードはゲインステージングの関係で、入力が充分でないと本来の音質を発揮できません。
 直結にしたら、まあ真空管コンプART VLAIIのアナログメーターが振れる振れる。ちょっとオーディオI/Fの出力を絞らないといけないほどです。

 実はモニコンを外す決断をしたのは、この度パッチベイを導入してパッチング(結線)で出力を切り替えることができるようになったからです。これなら減衰はほぼない。
 アクティブ(電源あり)のモニコンだと、よほどの超高級機ではない限りしっかり音が変わってしまうし、かなり注意が必要な機器のようです。同業者の皆様もどうぞお気をつけて。

 ちなみに繋いでいたパッシブのモニコンはベリンガーのスタジオMです。これはレビュー等では結構評判が良く、マーキーの製品より高評価でしたが、スイッチ類が多く減衰が大きかったらしい。(入力A/B、ミュート、ボリューム、出力A/B)

 この3月13日に出す曲から、モニコン外したアウトボード直結でマスタリングしています。